「夕緋ノ向コウ側」レビュー
今回はネタバレ多め、お許しくださいませ。
そんなわけで「夕緋ノ向コウ側」…むむ、初めてのメーカーさんですね。
ネットウロウロしてて光野くんに惹かれてプレイを決めたことを先に謝っておきます。
(それはエロゲーマーとしてどうかな)
さて、そんなこんなでレビュー…すみません、こういう半端な出来のゲームほど、ネタバレせずに書くのがホント難しいんです。
ジャンルは「都市伝説ファンタジーノベル」
…内容もまんま「夕陽の少女」にまつわる都市伝説…「その少女の日記を見つけたものは、神隠しにあう」
なかなか幻想的で素敵ですね。テーマの「朱/赤/緋」に作中通して拘ったあたりはとてもよかったです…が。
ヒロイン達の抱えた心の傷、それにつけ込もうとする夕陽の少女。それぞれの物語があってよいのですが、設定が同一のまま全ストーリーきているのでぶっちゃけ飽きます。
で、最終的に美朱シナリオ以外は要らなかったんじゃないの?な感じだし。メインヒロインなのは分かりますが、どうにもそれだけだと他キャラ可哀相です。
一番のお気に入りキャラは前述の通り光野くん、天才系クール眼鏡少年とくればもう塔野の趣味フルコンプってなもんです。
…なのになんで女性の声なんですかーorz
いえ、消して声優さんが悪いわけではないのです。ただ、とても「女性が一生懸命出している男性声」って感じが…強すぎ。
宝●みたい…これでえっちは…ちとキツイ。エロはなかなか良かったですが、それが残念です。
そんなわけで、絵もシナリオも効果もエロも、基本的に及第点。どこをとってもソツがない、反面強く勧めるものもありません。
けなしてるわけではないのですが、感慨を受けない、ということはこういうことだと思います。
まぁ、ひたすら褒めるだけがレビューじゃないですけどね。