「SEVEN-BRIDGE」レビュー
ライアーさんの新作。や、どうにもこの会社のシステムとは相性が悪いのです。
カッコイイし、雰囲気もあって好きなんだけどねぇ…プレイしやすいか、というと別。
キャラの台詞以外の部分を音声でまかなうのはカッコいいけど、どのみち聞き流すので辛い。
文字はサクサク読みたいほうなのです。
ま、置いといて。
「黒の切符を手にしたものは、黒の列車に乗ってゆけ」
…良いコピーですね、ライアーさんは本当に上手い。
黒の切符を手にした登場人物はそれぞれの望みを胸に、黒の列車「プレステ・ジョアン」
に集い旅に出ます。
旅の途中で失う仲間、新たに加わる仲間…明らかになる謎。
えーすみません。肝心要、メインの謎(真実)の部分なんですが私の少ない脳みそでは
意味がよくわからなかったです…orz…
設定とか細かくていろいろあるんだろうけど…歴史が苦手なせいか。
そんなわけで、ストーリーはあまり理解できないままEDを迎えました。だ…駄目ゲーマー。
えちシーンは…何せ登場人物多いので…軽めの入れ替わり立ち代り(笑)
メインはエマとのHなのですが…や、なんかもう萌えた〜可愛いんですよ。
男性向けエロゲだともう「入れて〜」だの「いい〜」だの「いく〜」のオンパレード。
私ボイスは基本的に飛ばすほうなので(一応オンだけど)やかましいだけです。
でもエマは鴛という設定なので…こう…はふはふと喘いでるだけ…コレがまた非常にかわいいv萌えちまいました。
特筆すべきは音楽。とにかく曲数が多いし、雰囲気があって格好いいものばかり。
その為か否か、後半部分はボイスありのキャラがなぜかしゃべらなかったり…という場面が多々ありました。
他所では予算の問題か?と書かれてましたが。まぁボイスの有無には拘らない方なのですがちとひっかかる。
しかし、大切な部分ではボイスあるし、見せ場は作り込んでるなーと言う印象を受けましたので、まぁ良いのではないかと。
OPは西部劇風のクールに、EDは色鉛筆風の可愛らしい作りで、最後の最後でなんだか捕まれた感じ。
システムやシナリオなどの部分で、不満はないといえば嘘になりますが、スタッフが力を入れてる部分は
レベルが逸脱しているので、そういうメーカーなんだなと思います。
ただ、中だるみに一時期進行を止めてしまった私なので…う〜ん(滝汗)総合評価は高くできません。
好きキャラはステラさんとナンシー姉さん。
各キャラの個性も魅力もとてもあるのに、志半ばで力尽きた感が否めません。
他所でも書かれてましたが、もっと作り込めば…そして予算があればいいゲームになったのだろうに、残念です。